弁護士ブログ

2015.06.14更新

むち打ちは、14級9号または12級13号に該当するケースがあります。

診断書の傷病名には、頸椎捻挫・頸部挫傷・頸椎椎間板ヘルニア・外傷性頸部症候群などと記載されます。

捻挫というのは、一般に脱臼・骨折には至らない筋肉や靭帯の炎症を意味しますが、むち打ちで、後遺障害を取得するには、神経根が圧迫されているのなどの神経症状が出ている必要があります。

なぜなら、14級9号、12級13号ともに、「神経症状を残すもの」でなくてはならないからです。

このような神経症状を発見する検査として、

MRI

筋萎縮検査

針筋電図検査

深部腱反射テスト

脊椎損傷を確認するホフマン検査・トレムナー検査

スパーリングテスト

ジャクソンテスト

徒手筋力検査(MMT)

などがあります。

1 、MRI

検査の中で画像解像度が高いMRIが最も重要です。

むち打ちは、筋肉・靭帯の損傷などで、骨折などを把握するレントゲンでは捉えきれないからです。

ただ、注意すべきは、MRIにも画像解像度が低いものがあり、神経根や脊髄損傷などが見逃されてしまう場合があります。

MRIの画像解像度は、テスラという単位で表され、医療機関のホームページを見ると、1.5テスラを使用する医療機関が多いようですが、3.0テスラのMRIを使用している病院もございます。

2、針筋電図検査

筋肉萎縮が生じている場合、電気活性が生じます。この電気活性があるか検査するものです。

具体的には、手足の筋肉に針を刺し、電気活動を波形で調査します。

3、筋萎縮検査

むち打ちで、神経根が圧迫されている場合、上肢が痺れたり・麻痺します。

これが長期化すると、右腕・左腕の筋力に違いが出て、痺れや麻痺がある方が細くなります。

そこで、両腕のひじ関節付近をメジャーで図り、比較するという検査です。

 

 

投稿者: 名古屋大光法律事務所