弁護士ブログ

2015.06.12更新

後遺障害等級が認定されるために、後遺障害診断書の記載はもちろんですが、症状固定までの診断書の記載内容も重要です。

ここでは、むち打ち(頸椎捻挫・頸椎椎間板ヘルニア・外傷性頸部症候群など)を例にとって、後遺障害14級9号または12級13号の取得を目標とする場合を説明します。

相談者の中には、すでに症状固定されてから相談される方がおります。

その後、我々が診断書を取得すると、診断書の記載内容は、ほぼ傷病名の記載だけと言えるような内容であったり、自覚症状にしても、頭痛・吐き気・不眠などの後遺障害として認められないような症状(バレ・リュー症状)が中心に記載されているものが散見されます。

これらの症状は、ペインクリニックなどを受診すれば治ると言われています。

12級13号、14級9号にしろ、「局部」に「神経症状」が残るものでなければなりません

残ってしまうだろう神経症状が出ているサインは、上記の症状よりも、「上肢の痺れ・腫れ・脱力感・握力低下・上腕筋などの筋力低下」などです。

このようなことを患者さんは、自覚症状として優先的に医師に述べなくてはなりません。

我々が受任した際には、症状固定間際であれば、再度、自覚症状を整理して、病院に付き添いなどして医師に伝えるようしております。

また、必ず神経学的検査を複数行い、上記症状が他覚所見と整合していることを診断書に記載してもらうことが重要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: 名古屋大光法律事務所